CATIA V5を使い倒す勘所 第5回:POWER’BYでのCATIA V5

2020-1-14

CATIA V5を使い倒す勘所シリーズも今回で第5回になります。今回は、ズPOWER’BY+CATIA V5と3DエクスペリエンスCATIA(一般的には、CATIA V6と負われていますが、以下は、CATIA V5に対して、CATIA V6と表現します。)との違いについて考えてみます。
基本的には、CATIA V5のモデルをPOWER’BYに保管すると、モデルは、データベースに保管されます。CATIA V6もデータベースでモデルを持ちますので、結果としては、同じです。しかし、その違いは、CATIA V6では、直接データベースからモデルを読込ますが、POWER’BY+CATIA V5では、データベースに保管されているモデルをCATIA V5で扱えるモデルデータの形式に変換してから読込むことで、CATIA V5で扱えるようになります。
それでは、POWER’BYでCATIA V5のデータベースに保管する必要はないように思われるかもしれませんが、これは、以前POWER’BYの説明でもご紹介したように、データベース化することで、CATIA V5だけではなく、他のアプリケーションとの連携がし易くなることが上げられます。当然、POWER’BYでデータベースとして保管されているCATIA V5のデータは、CATIA V6でも扱うことができます。(注:現状、CATIA V5とCATIA V6のリリースによっては、利用に制限がある場合があります。)
さらに、CATIA V5とCATIA V6の機能的な差によるものがあります。CATIA V5のモデルデータをPOWER’BYでデータベースに上げる際には、モデルがデータベース化されることに加えて、同時に3DML形式でのCGR(Cash Graphical Representation:ビューワー等で利用できる画像形式です)のデータも合わせて作られます。このCGRのデータに対して、CATIA V5では、表示はできますが、モデルデータのように触ることはできません。しかし、CATIA V6では、モデルとCGRを混在表示して、CGRのデータの修正等の操作も可能となります。つまり表示データ量の削減ができ、CATIA以外のCGRのみのデータも扱えるようになり、さらにアプリケーションの連携が広がります。
これらのように、POWER’BY+CATIA V5とCATIA V6での可用性におきまして、いくつかの違いがあります。つきましては、CATIA V5を使い倒す勘所は、新しい話題があった場合にが、掲載しますが、今後は、”CATIA V6を使い倒す勘所”として、掲載したく思います。よろしくお願いいたします。